元家電量販店カメラ担当が”今”欲しいカメラ&家電

元家電量販店カメラ担当。現在は広告代理店で勤務しながら副業カメラマン。無類のカメラ・ガジェット好き。カメラやガジェット中心にブログを書いていく予定。

【元家電量販店店員が教える】家電量販店での値引き方法

 

 どうも、こんにちは。元家電量販店カメラ担当のnikijinです。このブログを読んで頂きありがとうございます。

 

 ブログ開始から3ヶ月経ちますが、未だに記事更新頻度はかたつむりペースです。どうにかせねば。このブログ以外にもテーマを変えてやっていますが、どれも更新頻度が少ないです。1日1記事を目標に頑張ってみようと思います。

 

 さて、今回はカメラ云々ではなく、家電量販店の経験を活かしたことを軽く書いてみようと思います。

 

値引きについて

 まずはこのテーマについて、聞きたい人が多いと思います。高い買い物なので、できるだけ安く済んだらという気持ちはすごく理解できます。私自身もよく値引き交渉しますから。

 

値引きしたいと思われるお客さんになろう

 店員は売上欲しいから誰でも彼でも値引きするわけではありません。店員も人間ですから、好き嫌いがあります。如何に店員から好かれるか(嫌われないか)を念頭に置いて交渉に望みましょう。

 

 私の場合は、高圧的な態度を取るお客さんなどは相手にしなかったですね。たとえ安く売ったとしても、のちのち何かのトラブルなどがあった場合にまた苦労するはめになりかねないので。関わらないのが一番と思っていました。

 

 好かれる方法としては、名札がついているはずですから、名前を出して話をするといいかもしれませんね。名前を呼んでもらえると固定客になるかもと思わせることもできるので、有効な手段です。

 

 固定客となったとしても、恩着せがましいお客さんになってはいけませんね。「よくここで買ってるよ」「前に冷蔵庫買ったから安くして」など。言われなくても、購入履歴が残っているので、どのくらいの金額のもの買ったかはこちらで把握できます。他の量販店で買った場合などの勘違いもありうるので、そういうことは言いたくても心に秘めといてください。

 

 値引きしやすい環境を整えることも大事ですね。たとえば他店舗をいくつかまわってあらかじめ値引きの限度額や価格帯を調べたりなど、ネットの値段だけの場合は値引きに渋る可能性があります。

 

 ネットの最安値は実店舗を持たない、職員少ない、在庫持たないなど経費を極限まで削減しての価格設定なので、正直ネット価格には合わせにくいです。それでも合わせてくる店舗もありますが、ネット価格は合わせてもらえたらラッキーくらいに思っておきましょう。過度に値引きを求めてはいけません。値引きしてその店舗が潰れたらアフターサービスに支障がでますので。

 

 そのお店の従業員に話かけましょう。家電量販店には様々なスタッフがいます。携帯電話のキャリアスタッフ、メーカーからの派遣スタッフ、ネットサービスの受付スタッフなど店舗従業員以外のスタッフが数多くいます。見分け方は店舗スタッフは店舗のロゴの入った制服を着用していますので。

 

 特にパソコンの周りはネットスタッフの激戦区となっていますので、店舗スタッフを探すのに苦労すると思いますが、探すのが難しいようでしたら、きちんと店舗スタッフを呼んでほしい旨を伝えましょう。その際にサービスの加入を話などをされると思いますが、毅然とした態度であれば、相手が折れると思います。曖昧な態度は言い方は少し悪いですが、付け込まれますので。

 

 店舗スタッフ以外のスタッフには値引きする権限がないため、値引き交渉をしてもあまり意味をなしません。他のスタッフに交渉しても、そのスタッフが店舗スタッフに交渉するというバケツリレーのような流れになります。

 

 一度で複数個の商品を買う。まとめ買いだと値引きしやすいですね。細かい商品でもなんでもいいので、必要と思われるものは大きいものを買うときにまとめて買った方がお得です。細かい商品は普段は定価ですが、こういうときに値引きした感を出せるので、店員としても助かります。

 

値引き交渉の流れ

 店員それぞれに違いはあると思いますが、値引きしやすい一連の流れを例を用いて説明したいと思います。

 

 ①欲しい商品をリストアップする。欲しい商品が多数ある場合は値引きしやすいが、今回は1つの商品を値引きするまでの流れを書きたいと思います。

例として以下のカメラを買うとします。

 

②ネットの価格を確認。こちらのカメラはAmazonでは104,759円となっていました。あくまでもこの値段は参考価格として心に留めておきます。

 

③近くの家電量販店を物色。店頭価格とスタッフに話を聞きにいきます。カメラの説明と価格を聞き出します。カメラのことをわかっていても、わからないから教えてほしいという風に説明を聞きましょう。説明や接客内容を判断します。この時に他店舗がいくらだったなどの交渉は避けましょう。2~3店舗以上まわり、店員の接客態度、説明力、価格などの情報を集めます。価格は名刺などに裏書してもらえたりします。1回目の訪問は人と価格を見るためのものです。

 

④まわった店舗の中から値引きに応じてくれそうな店員さんのいるところへ行きましょう。名刺を忘れずに。「このカメラについて勉強してきましたよ、あなたの言う通り良いカメラだったので、あなたから買います、だからもう少し安くして」みたいなことが言えたら上出来です。

 

⑤さらにAmazonの価格を引き合いに出したり、SDカードなどの関連品も買うとまとめ買いを匂わせたりなどの交渉に移ります。現金一括やカード一括などあらゆる手法で安くしてもらえるように相談します。ただ単純に「安くして」ではなくて「安くしてほしいんだけど、どうしたらいい?」などのようにここから店員さんに主導権を委ねます。

 

⑥それでも、妥協点まで至らない場合は別の店舗で同じことをしましょう。別店舗でも駄目な場合は妥協点が高すぎなので、調整するか、保証などのアフターサービスを諦めてネットで買うかしかありません。

 

以上、このような流れであれば、けっこうな値引き額を引き出せると思います。

他にもこういう方法があるなどあれば、コメントなどで情報をくださいませ。

 

 

注意書き

この記事の内容は私がかつて勤めていた時代のもので、現在変更されている点などもいくつもあるかと思われます。あくまでも参考として、この情報をご利用ください。上記内容に関して、利用する際は自己責任でお願いします。

 

 

 

Google AD